今村広太郎 ドイツ訪問記（４）
ドイツ視察3日目（VLBの後）。場所を移してベルリン市内の『BRLO』 （www.brlo.de）を視察しました。
当醸造所は、ベルリン市内で最初に創業した『クラフトビアブルワリー』であり、場所はベルリン中心地、Gleisdreieck駅から徒歩１分の好立地に位置している。外観は３８個の中古の船舶輸送用のコンテナをつなぎ合わせたもので、黒く塗装されており、存在感を放っていました。
工場にはレストランが併設され、開放的なテラス部分には、最大収容600人の広さを誇り、テラスには、近接する建造物がないため、開放的なロケーションだったのをよく覚えています。当店は料理人の選定に力を入れていて料理にも定評があるとのことです。（当日はあいにく準備中の為、ビールのみでしたが）ドイツでは古くからのビール純粋令を堅守する伝統的な醸造所が多く存在する中、ドイツの流行の発信地であるベルリンから、あえて「クラフト」として発信する当醸造所の気概に対して、その『攻め』の姿勢に私は当時帽子を被っていなかったが心の中で脱帽しました。
時差ぼけなのか、慣れない遠路の旅路のせいか、疲労がたまっていたように感じましたが、すべてのことが新しく刺激になったことは間違いありません。
醸造所の外観です。本物のコンテナをつなぎ合わせたものだそうで、存在感がものすごい。
経営的にも先を見据えて理にかなっていたことを後で話を聞いてわかりました。（真似はできませんが）
とてもクールな車でした。細部にもこだわりがある。
モルト保管庫ですが、よく見ると本当にコンテナの内部。
しかもこのコンテナ比較的定温で保持できるそうで、理にかなっている。
実際にプラント見学もさせていただきました。
レストラン側からプラントの一部も見ることができ、
臨場感がありました。スタッフの方もワイルドな方が多かったように思います。
かっこいいですね。
レストラン内部の写真です。当店の共同オーナーとJBAの同志の皆さんです。
もう、みんな『同じ釜の飯を食べた仲です。』
